学会の紹介
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トピックス

最近の研究の動向

本学会では、最新の分子生物学的手法を用いた病因の追求や病態の解明、歯周病によって破壊された歯周組織の再生を目的とする効果的な再生療法の確立、レーザー、インプラント等の先端技術の歯周治療への導入など多岐の分野にわたる研究を活発に行っている。臨学産の連携によって研究成果を臨床で応用するには、学会発表後、研究論文として公表し、歯科界や国民に向けて情報発信をしなければならないことを基本的な考え方としている。

メンブレンを用いた歯周組織再生療法(GTR法)は2008年から保険導入され、さらにエナメルマトリックスタンパク質(エムドゲインゲル)を用いた再生療法(バイオ・リジェネレーション法)も先進医療として承認され、臨床応用されるに至っている。また、指尖採血による歯周病細菌に対する血漿抗体価検査が可能となったことから、歯周病臨床データベースに基づき歯周病原細菌感染度を指標とした予防・治療の効果判定検査の確立をめざして、ならびにSPT期治癒判定プロジェクトに関わる研究を推進中である。

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