日本歯科専門医機構関連
1.「歯周病専門医」認証について
2.承認済の歯科専門医共通研修一覧
【学会からのご連絡(2022.4.28更新)】
A) 令和4(2022)年度より共通研修要項が改正されました。主な変更点は下記の通りです。未受講の場合、専門医資格を喪失する場合がございます。
令和4年1月14日発出「共通研修要項の改訂について」(179KB)
令和4年1月14日発出「共通研修要項(令和4年度より施行)」(203KB)
1) 共通研修区分が再編され、研修項目は5項目(①医療倫理、②患者・医療者関係の構築、③医療安全、④院内感染対策、⑤医療関連法規・医療経済)になりました。
2) 2022-2023年度新規申請・更新を行う方は①医療倫理、③医療安全、④院内感染対策の受講歴が各1単位以上かつ、共通研修単位を計6単位(2022年度申請)、8単位(2023年度申請)取得が義務付けました。
3) 2024年度以降に新規申請・更新を行う方は5項目(①医療倫理、②患者・医療者関係の構築、③医療安全、④院内感染対策、⑤医療関連法規・医療経済)の受講歴が各1単位以上かつ、5項目を含む共通研修単位を毎年度2単位、計10単位取得が義務付けました。
B) 共通研修単位確認用のフローチャートを公開しました。
共通研修単位確認用のフローチャート(2022年12月19日)版(299KB)
【COVID-19感染拡大による特例措置(2022.2.21更新)】
特例1:2021年度の2単位/年度受講が難しい場合、不足分受講を2022年度へ繰越することが認められております。なお、2020年度の2単位/年度受講が叶わなかった場合も同様です(従来の経過措置が継続されます)
特例2:共通研修の受講は2単位/年度が上限ですが、2021年度の機構主催の共通研修のみ3単位/年度に上限が緩和されました。
令和4年2月10日発出
「2021年度及び2022年度共通研修単位取得について」(403KB)
1.「歯周病専門医」認証について
歯周病専門医制度は令和2(2020)年11月2日付で日本歯科専門医機構の専門医制度として認証されました。これに伴い、従来の専門医制度と変更となる点、お願い等についてお知らせします。
1)歯周病専門医の認証書発行について
従来、歯周病専門医の新規・更新の認定時には、日本歯周病学会からの「歯周病専門医認定証」を送付しておりましたが、今後日本歯科専門医機構からの「認証書」も発行されることになり、2枚の「認証書」が届きます。なお、認証方法については、厚生労働省の指導により、歯周病専門医を一括して認証するのではなく、2019年度以降年度ごとに、新規・更新合格者を対象に順次行う形となります。
※本学会作成「歯周病専門医記念の楯」もご希望であれば引き続き発行いたします。
※最新情報は下記をご参照ください
日本歯科専門医機構「歯周病専門医」認証に伴う新規・更新申請について(2021.12.22現在)(125KB)
(参考)日本歯科専門医機構「歯周病専門医」認証に伴う新規・更新申請について(2021.8.20現在)(151KB)
2)「歯科専門医検索ナビ」
日本歯科専門医機構のwebサイトにて認証専門医検索用Webページ「歯科専門医検索ナビ」が立ち上がる予定です。
3)日本歯周病学会の方針について
令和3年度春季総会配布資料(329KB)をご参照ください。
参考)過去の日本歯科専門医機構発出文書
令和3(2021)年2月9日発出
日本歯科専門医機構「歯周病専門医」認証に伴う新規・更新申請について(お願い)(1.5MB)
令和3(2021)年10月1日発出
歯科専門医広告標榜に関する厚労省告示一部改正について(1MB)
【上記改正の概要要約】
- 広告標榜可能な歯科専門医=日本歯科専門医機構(以下、機構とする)が認証した歯科専門医のみとなり、従来の「日本歯周病学会が認定した専門医」(以下、JSP専門医とする)は除外されました
- JSP専門医の機構認証が段階的に行われていることから、令和3(2021)年9月30日までに認定されたJSP専門医については、当分の間、JSP認定歯周病専門医として広告することができます。
- 機構認証を受けたJSP専門医が広告標榜を行う場合、10/1以降は「機構認証歯周病専門医」で行っていただくことになります、「JSP認定歯周病専門医」は使用できません。なお、令和3(2021)年10月1日時点で既に「JSP認定歯周病専門医」として広告標榜を行っている場合、「機構認証歯周病専門医」を受けた旨、広告標榜を行うまでは従来の「JSP認定歯周病専門医」の広告標榜が認められます。
2.承認済の歯科専門医共通研修一覧
「歯科専門医共通研修」とは
(一社)日本歯科専門医機構(以下「機構」という。)が定めた「歯科専門医制度基本整備指針(Ver.2)」のⅦにおいて、「各専門領域の枠を超えた、医療人・歯科専門医として修得すべき基本的知識や態度(人間性や社会性を含む)に係る研修あるいは学修の機会等」で定義された研修を指します。
2020(令和2)年度より、すべての歯周病専門医、ならびに歯周病専門医の新規取得を希望するすべての認定医において年間2単位の取得が義務化されました。
日本歯周病学会では会員負担を考慮し、春季・秋季学術大会時のプログラムで「共通研修」認定を受けられるように講演プログラムを編成しております。
承認済の日本歯周病学会開催分「歯科専門医共通研修」一覧
年度 | 演題 | 演者名 | 開催時期 | 研修区分 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|
2022 | 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針の内容と2022改正 | 高島響子 | 第65回秋季:倫理委員会企画講演 | ①医療倫理 | 1 |
サイレントパンデミック時代を迎えて | 大毛宏喜 | 第65回秋季:医療安全委員会企画講演 | ④院内感染対策 | 1 | |
患者安全の全体像と展望 | 長尾能雅 | 第65回春季:医療安全委員会企画講演 | ③医療安全 | 1 | |
2021 | 「医療の質と安全管理」を見つめ直す -ノンテクニカルスキルからレジリエンスエンジニアリングまで- | 河口浩之 | オンデマンド開催(2022年1月20日~3月18日) | ③医療安全(旧・Ⅰ②医療安全) | 1 |
【2021年10月14日更新】 10月13日付で日本歯科専門医機構より認定医・専門医教育講演分については「共通研修」承認不可と連絡がございました。 参考:【重要】日本歯科専門医機構「共通研修」承認不可のご連絡(80KB) ②“歯周病患者における抗菌薬適正使用のガイドライン2020”について |
山崎和久 |
||||
学会員のための倫理申請 | 佐藤秀一 | 第64回秋季:倫理委員会企画講演 | ①医療倫理(旧・Ⅰ①医療倫理) | 1 | |
「これからの医療安全」に向けて,もう一歩踏み込む,もう一度見直す ~「ヒューマンエラー」「バイアス」「RCA(根本原因分析)」,そして「確認」~ | 鮎澤純子 | 第64回春季:認定医・専門医教育講演 | ②医療安全(旧・Ⅰ②医療安全) | 1 | |
倫理申請する側と倫理審査する側に求められるもの | 岸 光男 | 第64回春季:倫理委員会企画講演 | ①医療倫理(旧・Ⅰ①医療倫理) | 1 | |
2020 | 日常臨床におけるデータ収集と管理の重要性 | 辰巳順一 | 第63回秋季:認定医・専門医教育講演 | ①医療倫理(旧・Ⅰ①医療倫理) | 1 |
研究倫理・規制の最新動向と歯科医療に必要な留意点 | 栗原千絵子 | 第63回秋季:倫理委員会企画講演 | ①医療倫理(旧・Ⅰ①医療倫理) | 1 |
今後の開催予定
認定医・専門医教育講演については演題内容により、共通研修認定を申請予定です
年度 | 開催時期 | 演題 | 研修区分 | 単位数 |
---|---|---|---|---|
2023 | 第66回春季 | 医療安全委員会企画講演 「患者・医療者間の信頼関係の構築に向けてー対人コミュニケーションの視点からー」 |
②患者・医療者関係の構築を予定 | 1 |
第66回春季 | 大会校企画講演 | ④院内感染対策を予定 | 1 | |
第66回秋季 | 倫理委員会企画講演 | ⑤医療関連法規・医療経済を予定 | 1 |