理事長挨拶
ご挨拶
NPO日本歯周病学会
理事長 吉江 弘正

はじめに、このたびの東日本大震災におきまして、お亡くなりになられた方のご冥福と、被災された多くの方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。皆様が一日も早く平穏な生活を取り戻されることをお祈り申し上げます。そして、歯科医療に携わる本学会は最大限の努力を惜しまず、この事態を乗り越えるべく、一意専心いたします。
私、本年(平成23年)4月より、伊藤公一前理事長に引き継ぎ、日本歯周病学会理事長を2年間務めます、新潟大学歯学部の吉江弘正です。就任にあたり本学会の紹介を兼ね、ご挨拶申し上げます。
本学会は、「歯周病から国民を守る」ことを目的として、歯周病学・歯周治療学に関する、学術研究、教育啓発、国際活動、医療・予防活動を行う特定非営利活動法人であります。50年以上の歴史を有し、会員総数は8200名を超え、厚生労働省認定の歯周病専門医制度および認定医、認定歯科衛生士を有する、日本歯科界を代表する学術団体であります。
本学会の事業は、年2回の学術大会、機関誌ならびにガイドラインの発刊、臨床研修会と歯科衛生士教育講演の実施、歯周病専門医・認定医制度、表彰制度、市民公開講座、諸外国の学会との交流などがあります。これらの事業を行うため、理事会のもと17の各種委員会を設置して企画と運営をおこなっております。会員は、大学関係者、勤務・開業歯科医師、歯科衛生士と幅広く構成され、学術と医療のバランスのなか、会員の活性化にも努めております。
本学会活動を行う際における私のキーワードは、「連携」であります。この連携については、「本学会内での連携」と「本学会との連携」に分けることができます。前者の具体例としては、各委員会間の密な連絡や、理事と会員との情報交換であります。また、後者においては、本学会と、歯科系の他学会、日本歯科医学会、日本歯科医師会、医科系の学会、さらには産業・企業から市民・国民への情報交換や発信であります。
この2年間において特に重点的に強化したい活動をあげましたので、理事、評議員、会員の皆様と議論し、さらに、国民、市民の皆様との対話を通して、本学会のさらなる発展を推進していきたいと思っております。
- 「研究と医療」の連携強化
- 「専門医・認定医・会員」の有益性
- 「予防対策の構築」と広報活動
- 「新規の歯周病検査」の確立
- 「ペリオドンタルメディシン(歯周医学)」の推進
- 「再生医療・審美治療」の進展
- 「インプラント治療」の促進と「インプラント周囲炎」の対策
残念なことですが、いまだ日本国民の4分の3が歯周病に罹っており、近年においても明らかな減少も認められません。本学会は、学術の充実および会員の活性化を図りながら、歯周病を半減させ、国民の口腔ならびに全身の健康増進を行っていきます。本学会へのご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。






























