歯周病Q&A
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歯周病Q&A

歯周病の予防

歯周病は何歳くらいから気をつければよいのでしょうか?

歯周病の原因は歯の磨き残しから歯に付着するプラーク(プラークバイオフィルム)と呼ばれるものです。よって日々その原因が蓄積されますから、歯が生えた時点から注意する必要があります。
一般的な歯周病は40歳前後に発症する場合が多いです。

予防のために歯科医院に通うメリットはどんなものがありますか?

虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため治療にかかる時間とお金が節約できます。また問題が何も見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり歯のクリーニングなどが受けられます。

歯ブラシは電動と普通の歯ブラシはどちらが歯周病にかかった歯には良いのでしょうか?

一概にはいえませんが、電動歯ブラシだけでお口の中を隅々まで磨くのは難しいですし、長期に使用することにより歯が余分に磨り減ってしまう可能性があります。むしろ普通の歯ブラシで歯を磨き、電動歯ブラシは歯肉のマッサージ用くらいにお考え頂いた方がいいでしょう。

歯ブラシだけのブラッシングでは不十分だといわれたのですが、本当でしょうか?

個人差はありますが、確かに普通の歯ブラシだけでは磨ききれない場所は出てきます。たとえば歯と歯の間などがそうでしょう。このような場所には歯間ブラシやデンタルフロスといった補助的な道具が必要になります。

ブラッシングは食後すぐにしなければいけないのでしょうか。忙しいので毎食後すぐにブラッシングできないのですが。

確かに食事の後は、口腔内細菌の活動性が高まるので歯磨きするのが理想的です。しかし、不充分な歯磨きを一日三回毎食後にするよりは、夜お休み前の一回だけでもしっかり時間をかけて丁寧に行き届いた歯磨きをした方が効果的です。

爪楊枝で食後に歯の間の汚れを取るのは良いのでしょうか?

爪楊枝で取るのは歯の間の食べ物の滓(かす)程度とお考えになるとよいでしょう。爪楊枝は先端が尖っているので、歯肉を傷つけることも考えられますので注意して使用することをおすすめします。爪楊枝はあくまで補助的な道具ですから、歯ブラシでしっかり時間をかけて歯磨きするのには及びません。

歯磨剤は、何が良いのでしょうか?

炎症を引かせる薬効成分などが入っているものもありますが、基本的には歯磨剤の成分はどれも同じ様なものです。一番大事なのは、どの歯磨剤を使うかではなくいかに磨き残しを少なくブラッシングでプラークを除去できるかどうかになります。

歯周病の予防に歯みがき粉はどれくらい効果があるのでしょうか?

歯周病の一番の予防法はプラークの除去そのものです。一部の歯磨き粉には殺菌作用を挙げているものもありますが、あくまでもプラークをしっかりと歯ブラシなどで除去した後の補助的なものと考えるとよいでしょう。
効能は主に歯磨き粉に含まれる研磨剤により沈着した色素を除去したり、香料により爽快感が得られるということでしょう。

うがい薬は歯周病の予防に効果がありますか?

うがい薬だけでプラークの除去はできませんが、殺菌作用があるものが多く、うがいによる自浄効果が期待できます。ブラッシングをきちんと行ったうえでの補助的なものとお考え下さい。

塩による歯ぐきのマッサージは歯周病の予防によいのですか?

塩は随分昔から歯磨剤として用いられてきました。確かに若干の殺菌作用や唾液分泌の効果があり、水分を吸収しますので歯肉が引き締まった感じがするかもしれません。しかし塩自体に歯肉の血液循環を良くしたり、丈夫にするといった特殊な作用はありません。粗塩ですとかえって歯肉を傷つけることがありますので気をつけてください。

どんな歯ブラシが良いのでしょうか?

万人に適した歯ブラシというのはありません。歯磨きの方法と同様で、個々の患者さんの歯の並びや大きさ、歯肉の状態などにより、どのような大きさ、硬さの歯ブラシが適しているかは変わってきます。歯科医師、歯科衛生士に指導を受けて下さい。

歯周病の予防に何か良いサプリメントみたいなものはありますか?

現在お口の中の衛生状態を高める為の製品は、歯磨剤をはじめ洗口剤、電動歯ブラシや音波歯ブラシなど実に様々です。しかし結局のところお口の中のプラークを除去できなければ意味はありません。一番大事なのはしっかり行き届いた歯磨きです。

1度歯周病と検診で指摘されました。むし歯は無いと言われています。痛みもないし、食事するのに不都合もないので、歯医者さんに行く必要はないでしょうか?

歯周病は痛みなどの自覚症状をほとんど伴いません。そして、放置すれば悪化こそすれ決して自然には治りません。気が付いた時には手遅れで何本も歯を抜かなければならないようなことになりかねません。たとえ虫歯がなくても、痛みがなく食事するのに不都合がなくても、もし歯周病だといわれたことがあるのでしたら可能な限り早めに治療されることをお奨めします。

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