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会員および専門医の先生方への研究調査ご協力のお願い

「糖尿病における失明,歯周病,腎症,大血管合併症などの実態把握と その治療に関するデータベース構築による大規模前向き研究」 会員および専門医の先生方への研究調査のご協力のお願い

日本糖尿病学会では、糖尿病における失明、歯周病、腎症、大血管合併症などの実態把握とその治療の効果に関するデータベース構築のために5年間1万症例の大規模前向き研究を本年度にスタートさせます。日本糖尿病学会が、日本腎臓学会、日本糖尿病眼学会および日本歯周病学会と連携を取りながら、研究調査を行います。
昨年度、日本歯周病学会 野口俊英前理事長を委員長として、急遽、ワーキンググループを立ち上げて、本年度からの実施に備えて準備を進めてきています。なお、本研究は、「糖尿病における失明、歯周病、腎症、大血管合併症などの実態把握とその治療に関するデータベース構築による大規模前向き研究 H18- 糖尿病-一般-003 平成19年度厚生労働科学研究」として行われます。
そこで、お忙しい中、恐縮ですが、たいへん意義ある大規模調査研究ですので、特に、専門医の先生方には、調査研究へのご協力をご了承いただきますようお願いする次第です。

以下に調査研究の概要を紹介させていただきます。

  1. 歯周病に関する6項目の質問を全体の問診票に入れていただいています。
  2. 次に、歯周病検査に同意が得られた被検者に対して、歯周病検査を行います。歯周病検査は、Ramfjord代表歯の6点計測のプロービングデプス、アタッチメントレベル、プロービング時の歯肉出血、歯の動揺度、さらに、デンタルX線写真もしくは、オルソパントモ写真による大臼歯部の歯槽骨吸収を評価し、口腔検査報告書に記載します。
  3. その後、歯周病治療に同意が得られれば、通常の歯周病治療を開始、もしくは、継続していただきます。なお、実際に行った治療に関しては、2度目以降の調査時に確認させていただきます。

歯周病検査に関しては、日本糖尿病学会の各施設の先生方から、最寄りのワーキンググループ委員の先生のもとに、連絡をいただくようにお願いをしています。連絡を受けたワーキンググループ委員の先生が、ご自身の施設で行うか、より近在の専門医の先生のご紹介させていただくことになります。紹介を受けられた専門医の先生は、本研究の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願い申し上げます。
今後、いろいろと問題点など生じてくると思いますので、適宜、ホームページなどで最新情報を提供させていただく予定です。

特定非営利活動法人 日本歯周病学会 理事長

東京歯科大学歯周病学講座 教授

山田 了

特定非営利活動法人 日本歯周病学会 前理事長

愛知学院大学歯学部歯周病学講座 教授

野口俊英

ワーキンググループ委員

委員長:野口俊英(日本歯周病学会前理事長,愛知学院大学歯学部歯周病学講座 教授)
委員(順不同):
山田 了(日本歯周病学会理事長,東京歯科大学歯周病学講座 教授)
増田浩之(東京歯科大学歯周病学講座 助教)
川浪雅光(北海道大学大学院歯学研究科歯周・歯内分野 教授)
根岸 淳(北海道大学病院口腔総合治療部 講師)
古市保志(北海道医療大学歯学部歯科保存学第一講座 教授)
島内英俊(東北大学大学院歯学研究科歯内・歯周療法学分野 教授)
吉江弘正(新潟大学大学院医歯学総合研究科歯周診断・再建学分野 教授)
和泉雄一(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯周病学分野 教授)
新田 浩(東京医科歯科大学大学院・包括診療歯科学講座 歯科医療行動科学分野 助教授)
沼部幸博(日本歯科大学歯学部歯周病学講座 教授)
吉成伸夫(松本歯科大学歯科保存学第一講座 教授)
稲垣幸司(愛知学院大学短期大学部歯科衛生学科 教授)
菊池 毅(愛知学院大学歯学部歯周病学講座 助教)
村上伸也(大阪大学大学院歯学研究科分子病態口腔科学専攻口腔分子免疫制御学講座歯周病分子病態学 歯周病診断制御学(口腔治療学教室) 教授)
西村英紀(広島大学大学院医歯薬学総合研究科顎口腔頚部医科学講座健康増進歯学分野 教授)
永田俊彦(徳島大学歯学部第2保存学講座 教授)
内藤 徹(福岡歯科大学総合歯科学講座 講師)
町頭三保(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 顎顔面機能再建学講座歯周病態制御学分野 講師)

各種PDFファイル

各種調査票
糖尿病における合併症の実態把握とその治療に関するデータベース構築による大規模前向き研究(実験実施計画書)
『糖尿病における合併症の実態把握とその治療に関するデータベース構築による大規模前向き研究』についてのご説明(説明文書および同意書)

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